大器の香りを漂わせる平岳大さん

話題になった一人に平岳大さんがいらっしゃいます。彼はノーブルな官僚や武将役をよく演じており、最近では大河ドラマ『真田丸』のごく初期のころに、主人公真田幸村らが使えていた武田勝頼の悲劇的な最期を演じて大変好評を博していました。

 

また、劇場版『S-最後の警官』では救命救急の医師として短時間ではありますが、物語の中でも一つのキーとして主人公らに影響を与える役を演じています。このキャラクターはどちらかというと市井の人という雰囲気で、周囲に溶け込むように存在しており、そのオーラの消し具合も見事なものでした。彼の出自としては良く知られていることですが、大物俳優である平幹二郎氏と大物女優である佐久間良子氏の間に双子の兄妹として生まれた、いわゆるサラブレッドです。

 

しかしもともとは芸能界には興味を示さなかったようで、両親の離婚後、アメリカに留学して大学を卒業し、一般企業の勤務を経験した後に舞台(両親と共演した『鹿鳴館』)でデビューを飾るという、異色の存在として注目を集めました。その端正な顔立ちや長身もあってさまざまな役を経験し、舞台・映画・ドラマにひっきりなしに出演されており、ドキュメンタリーのリポーターやバラエティではお茶目な一面も垣間見え、そのあたりのギャップにますますファンが増えているようです。

そんな彼が仕事中心に駆け抜けた30代を経て、先ごろ一般女性との結婚を発表されました。もともと多趣味であり、のめり込んでいたフラメンコはプロ級の腕前に達し、プライベートでは猫ちゃんたちとラブラブな日々を過ごしているということがファンに広く知られていましたが、そんな生活にも大きな変化が訪れることでしょう。

 

お相手の詳細な情報は伏せられていますが、平さんが選び、そして結婚を決意されたことに周囲からもファンからも祝福が寄せられました。一つの大きな区切りを経て生活が落ち着いたらまた、いろいろなお芝居に挑戦して新しいキャラクターを演じて見せて頂きたい、と願ってやみません。